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産総研地質標本館(茨城県)

本日は、筑波観光の続きで、産総研の地質標本館を^^

こちらは産業技術総合研究所(産総研)の展示施設で、鉱物や化石の展示が充実しており、一度は見学したい施設でした。

化石、鉱物標本の展示もとても充実しておりますが、こちらも入館料は無料でした。
筑波の施設見学は勉強にもなりますし、懐にも優しいことがとても有難いです^^


産総研地質標本館2016-1

産総研地質標本館2016-2

入口から早速、珍しい地質構造を示す切断標本の展示があります

産総研地質標本館2016-3

入り口展示の水晶標本。
こちらは銅や水晶産地で有名な秋田県大仙市の荒川鉱山産です。恐らく何百キロもあると思いますが、傷つけずに秋田→筑波までの運搬は大変だったでしょうねぇ。。

産総研地質標本館2016-4

産総研地質標本館2016-5

こちらは活断層(糸魚川―静岡構造線)の剥ぎ取り標本。
解説がないと、どこが断層かわかりにくいですが、貴重な標本です

産総研地質標本館2016-6

現在も稼働している現役の鉱山(確か国内唯一だったと思います)である鹿児島県の菱刈鉱山の金銀鉱石。肉眼では厳しいですが、縞状構造が見えるあたりに金銀が農集しています。菱刈鉱山の金品位は相当高いらしいので、採算が採れているようです。

産総研地質標本館2016-7

あとは現在では幻となっている、国産の銘柄標本。

産総研地質標本館2016-8

貴重な標本を展示しているため、地震対策もしっかりされているようです

産総研地質標本館2016-9

こちらは宝石のアクアマリン

産総研地質標本館2016-10

こちらも宝石のトパーズ(黄玉)。先日、日本地質学会で各県で産出する石を基に「県の石」を選定しましたが、滋賀県ではトパーズが昔から産出が多かったことから、滋賀県の石として選定されています。

産総研地質標本館2016-11

こちらは外国産鉱物の紅鉛鉱。自然界ではなかなかお目にかかれない強烈な色合いです。。

産総研地質標本館2016-12

真ん中のモコモコした石は、孔雀石です。アフリカで多く産出し、鑑賞石としてよく売られています。

産総研地質標本館2016-13

愛媛県市ノ川鉱山の輝安鉱(キアンコウ)。世界で最も有名な日本産鉱物と言ってもいい鉱物です。

産総研地質標本館2016-14

展示スペースも色々な形態があって面白かったですね~

産総研地質標本館2016-15

下のマグマが上の堆積岩の亀裂から貫入している標本。
地下数キロのところで起こった現象をとらえた珍しい標本です。

産総研地質標本館2016-16

産総研地質標本館2016-17

深成岩である花崗岩マグマに地中深くで捕獲され、熱で変質してできた岩(スカルンといいます)。変質前は石灰岩等の普通の岩石ですが、熱で変質してザクロ石やベスブ石等の鉱物となります。
これもなかなかお目にかかれない貴重なものです

産総研地質標本館2016-18

火山展示等もありました

産総研地質標本館2016-19

屋外にある褶曲層の露頭。
こんなのも海岸から持ってきたのか!と思ったのですが、よく見るとレプリカでした(^^;しかし精巧な造りです。。

産総研地質標本館2016-20

本物は宮城県の海岸にあるそうなので、また機会があったら見に行きたいと思います^^



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